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ディオとハニーの子、誕生後に死亡

2007年に日本からスリランカのデヒワラ動物園に移動した
クロサイのディオとハニーのあいだに、2012年9月10日、
子どもが生まれたが、残念ながら、数時間後に死亡。

参照文献 :
Joy and Sorrow of a Rhino Mother (E)
New-born Black Rhino dies(E)
Death embraces baby rhino soon after birth (E)
Black rhino conservation, a priority at Zoological Gardens (E)

上記の記事によると、以下のような状況があったと
動物園では分析している。
早産で,子どもの体重は、16kg, 
動物園では妊娠に気づいていなかった。

解剖の結果、死因は頭部の内出血であることが判明。

出産を知った飼育員が、母子を狭いスペースに
移動させたことが原因、ではないかと推測される。

充分なスペースがないところに母子がいたので、
母サイが子どもを蹴ってしまったか、あるいは
子どもが下敷きになってしまったことによる
頭部の内出血ではないかと考えられる。


A Black Rhino was born last week at the Dehiwala Zoo, but died a few hours later. Zoo sources said the baby was born in the early hours of Monday, September 10. The post-mortem or necropsy revealed internal bleeding in the head of the new-born, Zoo director Anura de Silva told the Sunday Times. The injury could have been the result of a kick from the mother rhino. The post-mortem was done by a government veterinary surgeon.

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ディオとハニーと交換に、東山動物園にはデヒワラ動物園の
アジア・ゾウが来園した。その象の名前が、Kosala と Anula
だったことから、デヒワラ動物園では、ディオはコサラ、
ハニーはアヌラという名前で呼ばれるようになった。

東山動物園で今年の1月29日に生まれたアジアゾウの
赤ちゃんの両親が、このコサラとアヌラだ。

ディオとハニーが、また子どもに恵まれすように!


●ディオとハニーがスリランカへ旅立った当時の様子はコチラ
by sainomimy | 2013-07-08 14:16 | アジアの動物園 | Comments(1)
Commented by ペンタロウ at 2013-07-08 23:12 x
広島安佐のハニーと、横浜金沢のディオがセットでスリランカに行った後、そういう残念な出来事があったんですね。

貴重な情報ありがとうございます。