この時期、金沢動物園の入り口付近に咲き乱れる
菜の花の黄色がとても鮮やか。


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横浜の金沢動物園のクロサイ、
ローラさんは15ヶ月もお腹の中で
赤ちゃんを育て、今年1月2日に出産。
お疲れさまでした。

銀河くん(私が勝手に名付けただけです)のことは
いつまでも忘れません。

ブログ内関連投稿 :
「1月2日、クロサイの赤ちゃん誕生後に死亡@金沢動物園」
http://sainomimy.exblog.jp/25168162/

もし、その子がすぐに旅立ってしまう運命でなかったら、
ローラ母さんは今頃、元気に動き回る可愛い盛りの
赤ちゃんを相手になかなかお昼寝もできない時期。

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ローラさんの子育てを見たかった・・・・

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昼間はよく寝ていましたが、閉園前の時間は
よく歩き回るローラさん。
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もうすぐ、放飼場のミモザの大きな木が黄色い花を咲かせる。



ニルは1月24日で21才。
名古屋の東山動植物園から
横浜のズーラシアに来て
1月26日でちょうど2年。


お誕生日おめでとう、ニル!
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青草をとても美味しそうに食べています。
ズーラシアに来てしばらくは朝、放飼場に出るのを
断固拒否の日も少なからずあったニルですが、
最近はかなり高い確率で出てくれるそうです。
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21才、体重1300kgのニルですが
ヒトから見ると童顔で優しく可愛い顔立ちです。
後ろの方には、エランドが見えます。
地続きではありませんが。
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たくさん草を食べて喉が渇いたみたいで
水を飲んでいます。
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お腹もいっぱいになったので、
ちょっと向こうに用足しに。
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まずは、オシッコ。
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次は、大きい方も。
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また、続きを食べます。
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動物園のサイが鉄柵などに角を擦り付けて
削ってしまうことは珍しくないですが、
ズーラシアに来た頃のニルの角はかなり
削れていました。

それで担当飼育員の方は、寝室の鉄柵を丸太で
カバーして角を削れないように工夫したそうです。

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ズーラシアのサイ舎内の解説パネル↑


すると成果が出てきました。

次の写真は今から1年半前の2015年6月の角の様子。
とくに前の角が殆ど平らになっています。

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次の写真は、2017年1月22日現在の角の様子。」
前の角もまだ小さいですが、サイの角らしい形に
伸びてきています。
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飼育員さんの工夫のおかげですね。

ちなみに、仙台の八木山動物園のクロサイのアースも
1月24日が誕生日、彼は12才になりました。






国内最高齢のシロサイ♀
仙台の八木山動物園の
47才のシンシアさんが
天寿を全うした。


八木山動物園の発表によると、シンシアさんは9日の朝、
体力低下のため立ち上がれなくなり、点滴治療などを
施したが、11日午後4時40分頃に死亡が確認された、
という。

シンシアさんは1969年12月31日、南アフリカ生まれ、
大晦日に47才になった。

群馬サファリパークから仙台の八木山動物園に
移動したのは1982年。以来35年の長い間、
八木山で多くの入園者に親しまれた。

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2012年に撮影。とても気持ちよさそうに昼寝をしていた。↑


2008年に園長がシンシアさんに贈った感謝状。↓
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私が2012年に八木山動物園を訪れたとき、
若いクロサイのアース♂と隣り合わせの寝室にいた
シンシアさんは、柵越しにアースと互角に
角を突き合わせていた。彼女は40才を過ぎても、
とても元気で力強かった。

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隣のアースの部屋の方を覗くシンシアさん。


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アースが隣から角を出している。↑


2013年、シンシアさんは旧インドゾウ舎へ移動。
同じ園内ではあるが、歩いていくわけにも
いかないので他園への移動の際と
同じように輸送箱に入れられ大がかりな
引っ越し作業となった。クロサイの
アースとの交流も終わる。

シンシアの死亡により八木山動物園も
シロサイ飼育が終了。2016年は2月に熊本市動植物園、
10月には福岡市動物園で最後の1頭が死亡して
シロサイ飼育が終了している。

シロサイを飼育する動物園が減少するのは
動物園ファンとしては寂しいことであるが、
野生では群れで暮らすシロサイの繁殖には、
多頭飼育できるサファリパークが
よいかもしれない。


ブログ内関連投稿記事 :

「八木山動物園のシロサイとクロサイ」
http://sainomimy.exblog.jp/18279613/
(2012.06.23)

「仙台のシロサイが園内で引っ越し」
http://sainomimy.exblogjp/20220686/
(2013.04.14)





金沢動物園で生まれた
クロサイの赤ちゃんが
生後まもなく死亡、
という悲しくてたまらない
ニュース。


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12月22日に横浜の金沢動物園から、
まもなくクロサイの赤ちゃん誕生、という
発表があったばかりで、年末から年始にかけては
無事の出産を願いつつ、誕生の発表を楽しみに
していたが、残念な結果となってしまった。

ブログ内関連投稿記事 :
「横浜・金沢動物園でまもなくクロサイ誕生予定」
http://sainomimy.exblog.jp/25106984/
(2016.12.23)


金沢動物園のプレスリリースによると、
順調な出産で、1月2日午前11時半頃に
オスの赤ちゃんが誕生、今までの子に比べて
身体が小さく、ぐったりした様子で、
お母さんのローラが赤ちゃんを立たせようと
鼻先で押しても立ち上がることはできず、
その後、身体を暖めたり救命措置を施したが、
残念ながら午後3時に死亡が確認されたそうだ。

クロサイの赤ちゃん死亡に関する
1月6日付の金沢動物園のプレスリリース。


もし、無事に生まれていたら、
赤ちゃんが2才を過ぎて移動先が決まるまで、
少なくともこれから約2年間は赤ちゃんの
可愛らしい成長、ベテラン・ママのローラさんの
子育ての様子を間近に見せてもらう楽しみがあったかと思うと、
本当に残念だった。

野生に生まれるサイの赤ちゃんにも
こうして生きることができない子がいるのだろう。
それが生まれもった運命なら従うしかない。
動物園の担当者の方達もさぞ落胆されたことと思う。
命を救うために手を尽くしてくれたことに感謝したい。

この赤ちゃんはお母さんのローラと、お父さんのロンの
7番目の子だったので、金沢動物園のサイの子の命名の
ルールから、アルファベット7番目の文字「G」で始まる
名前が付けられる筈だった。

愛称決定は予め用意された4つくらいの名前の
なかから入園者の投票で決めることが多いので、
候補の名前を考えても仕方がないのだが、
ついつい考え、ひとつ思いついていた。

それは「銀河」!
銀河を意味する英語 Galaxy も G で始まるので
ちょうどいい。そんな名前を思いついたから
赤ちゃんがすぐ「星」になってしまったのだろうか??

愛称をつけてもらう間もなく旅立った赤ちゃんを
私は勝手に「ギンガ」と名付けよう。

ローラ母さんのお腹の中にいた約15か月、
そして、誕生してから3時間余り、
短いけれど皆に大切にされたその命を
決して忘れないからね、ギンガくん!


ロンとローラのあいだに2011年に生まれた
6番目の子のフウカちゃん♀は、
生まれた日にローラさんが自分の体重をかけて
しまうという思いがけない事故で重傷を負い、
人口哺育で育てられ、懸命の治療でおかげで
元気になったが、再び歩行が困難になって
2013年に死亡。

2頭続けて、金沢動物園のクロサイの子は
残念ながら短命だったが、それまでに生まれた
5頭の子は、国内の他園に3頭、海外に2頭、
それぞれ元気に暮らし、ロンとローラの孫が
国内外で誕生している。


赤ちゃん時代の5番目の子アースとお母さんのローラ。
アースは、今は仙台の八木山動物園に暮らしている。
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(C):金沢動物園・展示パネルより。


ブログ内関連投稿記事 :
「展示パネルで見る金沢動物園のクロサイ飼育史」

当初はシロサイから始まった金沢動物園のクロサイの
飼育史が詳しくまとめられたとても興味深い
パネル展示。
http://sainomimy.exblog.jp/21246861/
(2013.11.02)


ローラもロンもまだ28才なので、
このカップルからの赤ちゃん誕生も
また期待できる。