また裏庭に戻ったインドサイ・ビクラム♂ @多摩動物公園 2017.11.17
多摩動物公園のインドサイは、
オスが2頭とメスが1頭。
ター ♂21才
1996.11.20 スイスのバーゼル動物園生まれ。
1998.10.08 多摩動物公園へ
ビクラム ♂推定16才
推定12ヶ月で2002.03.28 ネパールから多摩動物公園へ。
ナラヤニ ♀推定16才
推定6ヶ月で2002.03.28 ネパールから多摩動物公園へ。
日本に来た当時の幼少のときの3頭の写真 ↓
ネパールのチトワン国立公園で子どものときに
保護された野生由来のビクラムとナラヤニは
日本国内のインドサイの血統のなかで
非常に貴重なので繁殖が期待される。
しかし、3頭が繁殖可能年齢に達して以来、
繁殖を目指しているが実現していない。
そのため、メスのナラヤニに対してどちらのオスとの
組み合わせがよいのか試行錯誤を重ねている。
ブログ内過去関連記事 :
「インドサイ同居中」
2014.09.21
2013年まではター、2013年5月からはビクラムを
ナラヤニの繁殖相手としていたが、再びターを相手としての
繁殖の試みが始められることになった。
それで今年9月にビクラムが裏手の狭い放飼場に戻された。
この放飼場は、地面をサイの足に
「優しい」柔らかいウッドチップに交換された。
以前は水はけがよくなくて大きな水たまりが
たくさんできていたがそれも解消され
衛生面でも改善されたようである。
ここのようにインドサイが3頭いても
繁殖は難しいのだから、オスとメスの2頭だけで
これまで3頭も繁殖ができた金沢動物園の場合は
相性がよくて本当にラッキーだったのだろう。
ナラヤニとのペアリングのための同居を
私が見た数少ない機会では、ビクラムもターも
今ひとつ積極性が足りないような感じ。
久しぶりのターとナラヤニの行く末は
コウノトリの采配次第!
日本にいる9頭のインドサイで
野生由来なのはナラヤニとビクラムだけ。
15年前にネパールから東京に来てくれて
ありがとう!
by sainomimy
| 2017-11-29 18:50
| 多摩動物園
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