「ライノ・デー2018」イベント@金沢動物園

9月22日は、World Rhino Day 「世界サイの日」、
深刻な絶滅危機にあるサイのことをみんなで考える日。
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日本を含めた世界中のサイ飼育をしている動物園、
保護団体、サイのことを思っている人々によって
サイの現状を知らせるさまざまなイベントが
実施されました。
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この実物大のインドサイの木製パネルは、
金沢動物園のメスのインドサイのゴポンが
アメリカの動物園から来たときに
使用された移送箱を使って、飼育員さんが
製作したもの。



今年も横浜の金沢動物園で、
いつもは主にゾウのUnko Paper 製作をしている
象のUNKO elephant paper さんによる
サイの糞から作る Rhino UNKO Paper の
紙漉きワークショップが開催されました。

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"ゾウやサイを殺して奪う牙や角より、ゾウやサイが
生きている証しである「UNKO」の方が
ずっと価値があるという"コンセプトです。

使用するUNKO は、金沢動物園で飼育されている
クロサイとインドサイからもらったものです。

下の写真は紙漉きの材料。
サイの糞を洗って消毒して煮込み、
ミキサーにかけたものを、はがき1枚分の
紙を作るための必要量を団子状に丸めてあります。
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左の色が濃いのがクロサイ、右の明るい色の方がインドサイのものです。
どちらも草食ですが、クロサイの方が枝を多く食べているので
糞の色も黒っぽくなっています。

そのため、出来上がる紙の色も違います。
上がクロサイ、下がインド紙です。
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紙漉きワークショップは人気で2日間共、
早い時間に予定分がなくなりました。

飼育員さんからのサプライズで、
インドサイの「フレッシュ」UNKO も
展示されました。ラップの中です!
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同じテント内で、NPO「アフリカゾウの涙」の
サイ保護チームによるサイの折り紙作りワークショップと
サイ角クイズも実施。
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今年は、2日続きでライノデー・イベントを
開催させてもらいましたが、ボランティアの
学生さん達やサイ飼育員さん達の協力のおかげで
順調にイベントを進めることができました。

天気にも恵まれ、多くの入園者の方々に
立ち寄って頂き、楽しいイベントとなりました。

この機会に、サイの厳しい現状に少しでも関心を持って
もらえたら有難いです。

このイベントと同時に、金沢動物園の入口にある
「なかよしトンネル」のなかに、1028頭の折り紙の
サイを展示して頂いています。
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1028頭とは、昨年1年間にアフリカのサイの8割が
生息する南アフリカで密猟されサイの数です。
折り紙サイの長い行列を見ながら、
どれだけ多くのサイが殺されているのか、
その密猟の深刻さを感じて頂ければと
願います。

11月初旬まで展示される予定なので、
機会がありましたら是非、折り紙サイの行列を
見にいらしてください。


by sainomimy | 2018-09-26 18:49 | 金沢動物園 | Comments(0)